中国政府によって新しく作られた新村の幼稚園の広場でハンカチ落としを楽しむ、
砂漠の民・ダリヤブイの子どもたち。
左のイミニハンと右のアミナムは、
昨年の9月から4年生になり、
ケリヤの町の9年制の学校で寮生活を送っているはずだ。
(小学校4年〜高校3年の9年間)
村に戻って家族に会えるのは、夏休みと冬休みだけ。
学校の門には監視カメラが張り巡らされ、
銃を持った屈強な兵士が5、6人待ち構えている。
元来から家族親戚との繋がりが深いウイグルにあって、
一緒に暮らすことのできない子どもたちとその家族の気持ちを、計り知ることはできない。