バロチスタンの金曜マーケットを訪れた。
買い物客でごった返していて、活気に溢れている。
そんな中、バローチの女の子が一人でサモサを売っているのを見つけた。
アフガニスタンから来たらしい。
この街はアフガニスタンの国境からもさほど離れていないため、アフガニスタン人の難民のお兄さんたちが店を開いている様子をよく見かける。
どこから来たのかと聞くと、
たいていクンドゥズというアフガン北方の街だと答える人が多かった。
女の子からサモサを2つ買うことにした。サモサは中央アジア各国を中心にいろんなところで食べられている。
味は・・おいしかった。
おいしかったはずだが、もはやお手伝いレベルではなく、
金をかせぐために、明らかに子どもたちが働きに来ているのを見ると、
おいしいのか、おいしくないのか味が分からなくなった。