あまりにも人と比べることをしすぎると欲が収まり切らない。
自分の中で解消しきれなかった欲望は時に人を不幸にする。
それよりも今周りにあるものに感謝をして、本当に必要なものが何なのかを常に吟味しないと、仮に金だけがあったとしても人はいつの間にか不幸になっているのかもしれない。
当たり前のように周りにあるものが、無くなってから気づいても、それはもう遅い。
簡単であるようで難しいこと、それを思い出させてくれる辺境地への旅。
キルギス人遊牧民の子どもたち アフガニスタン・リトルパミール 2023年8月
写真家 藤本 貴志